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英国イングリッシュブレックファーストのレシピに欠かせないものは?
ワンパン(フライパン1つ)で、味付けは塩胡椒のみ。
とにかくシンプル。
日本でも真似しやすい食材ばかり、だが1つ大きな難関も…
さて。そんな英国式朝食、試してみる勇気はおアリだろうか?
イングリッシュブレックファースト
一般的なフル・イングリッシュ・ブレックファーストは、“バックベーコン、卵、英国ソーセージ、ベイクドビーンズ、バブル・アンド・シーク、フライドトマト、フライドマッシュルーム、ブラックプディングに、トーストを添えた充実した食事”…
swanandlion.com¥
ベイクドビーンズがシグネチャー
一般的な洋朝食との違いは、この白インゲン豆をトマトソースで煮た「ベイクドビーンズ」。
この味に、好き嫌いが大きく分かれる。
英国家庭では缶詰で買うのが定番らしいが、日本のスーパーマーケットじゃ入手困難。
私はハインツ缶詰で味見(上写真は記念パッケージが可愛くて自分土産に買った)。
アメリカっぽいけどHeinzはイギリス御用達ブランドだよ
カルディでは見たことないが、コストコにはあるらしい… Amazonにも売ってたよ!
お豆さんは缶から出したら温めてサーブ。熱々を食べるわけではないので冷めても問題ないが、缶には一度温めるよう指示あり。
手作りするなら こちらのサイトが参考になりそうよ♡
味は個性的な甘味が、給食に出たら多くの子供に残されそうな味っぽいけど…
パンや野菜と合わせると違った印象になった。
好き嫌いを知るには、とにかくk1度チャレンジ頂きたい!
20年位前。 米国取引先への手土産にキティちゃんのアンコ饅頭を提案したら英国♂が「豆が甘いって外国人には気持ちが悪いかも」と渋い顔をしたが、今ならいえる。お前が言うな!と笑
食パンのような薄切りパン
イギリスパンとは、なんて主語を大きく語れる知識はない。
ただ、私の経験では日本の食パンよりやや小ぶりな正方形を頂くことが多く…
8枚切りに近い薄さにスライスされ、甘みは感じない。
というわけで、英国朝食には「食パン・8枚切り」を準備。
バターを塗った面をフライパンへ置き、カリッと焼く。
カットは三角多数だったので、私も!
ソーセージ
イギリスのソーセージは種類が多く、好きな味を選べばいいそうだ。
日本にはソーセージ界の大谷翔平ことシャウエッセンがいるので迷うことなし。
在日外国人達も好きだというこれなら、海外でも十分戦えるはずだ!
しかし今回は、余って冷凍庫にいたチョリソを使用。
ここにカリカリベーコンを加えるのがフルバージョンと聞いたが、朝からそんな食べらんないし、日本のベーコンはカリカリに焼けないし、個人的にカリカリは好みじゃないので割愛。
ソーセージの油で、マッシュルームも一緒に炒めた。
焼きトマト
トマトの品種は何でもよさそう。
スライスして両面を焼く。焦げ目がつくくらい焼くと美味しい。
そうそう。熟れたトマトはドロっとなって、見た目が悪かった。
ビジュアル重視ならプチトマトなど、固めを選ぶといい。
切り方は果肉が全て見える花のようなカット、小ぶりなフルーツトマト系は真っ二つにしてる人が多かった。
今回は大きなトマトだったのでスライスで対応。
目玉焼き
生で食べられない外国の卵は、半熟で大丈夫なのか?
と聞いたら、生で食べられる卵も売ってるらしい。
選んで買うそうだ。←いちいち面倒くさいな、日本はラクで良かった。
目玉焼きは、英語圏ではサニーサードアップ(sunny-side up)と呼ぶ。
太陽=sunnyが上を向いているみたいだからなんだってさ、洒落てるぜ。
それが我が国のパイセンには目玉に見えたワケか… 白飯に梅干し1粒のせて日の丸弁当とか、色気ゼロで力強い。←センス最高!
現地民は買う前に割れてないか、勝手にケースを開けて確認する、というのは知ってたが…
割れてたらどうすんだ?(←聞き忘れた)
日本人としては少々お行儀悪い気がして躊躇するね。
海外の卵が高い、日本も高くなったと耳タコだったので、スーパーへ行くたび卵をCHECK(確かに日本より高い)、アヒルの卵などもあって面白かった。
ブラックプディング
伝統的にすると、この血が入った black pudding も入るらしい。
豚の脂身や穀物類などに血が混ぜられてて、煮て温めるだけ、またはフライパンで焼いて食べるそうだ。
朝からパンチあるものいくねぇ。
残念ながら私は未だ、イギリスでこの黒い魔物を食べるチャンスに恵まれない。
でも似てると言われる韓国のスンデなら経験がある!
市場で飲んでたら店主が「あちらからコレを」と、BARでカクテルを振る舞うかのごとく横のオッサンがくれた。
ありがたくカムサハムニダしたが、妹は苦手だと言うので私がファイティンで完食。
オッサンの喜ぶ顔は妙に覚えてるが、味の記憶はない。
イギリスでは父母宿泊のホテル朝食xでブラックに出会えたらしい(コスト削減で私は妹宅泊)
母は「美味しかったよ」とさらり言った。
父はダンマリだった(←おそらく食べてない)
イングリッシュ・ブレックファースト・ティー
イギリスには「イングリッシュブレックファースト」という名の紅茶がある。
朝食と一緒の名前の、お薦めなペアリング紅茶だなんて気が利いてるし、あのお豆さんとの相性が良いのかしら?
と味について問うたら、いつもの英国人は「朝目覚ましになるように濃い味だからブレックファーストなんだ」と言う。
毎度決めつけてモノ言う彼だが、立派な大人の言うことなので、鵜呑みしておく。
風味や香りが強くこくのある紅茶で、ミルクや砂糖と合うようにブレンドされたものであり、たっぷりのフル・ブレックファストとともに供されるのが伝統であるとされることが多い。
wiki
上写真はBREW TEAのもの ←シンプルなパッケージは贈答品にも使いやすいし、美味しい♡
個人的にはチャイが好き
イングリッシュブレックファーストティを実際に飲んでみると、香りも味も主張が強めで、ミルクティーに丁度よかった。
最後に。イングリッシュブレックファーストとは…
日本でもイングリッシュブレックファーストを作ることは出来る。
ただ、代表となる「ベイクドビーンズ」という独特な甘味の豆、または血のソーセージというブラックプディングどちらかを入れることが大きなハードル。
これを取り除いてしまえば、よくある洋風な朝食になってしまうから、英国紅茶を入れて雰囲気を味わうのがお手軽かも…
イングリッシュブレックファーストは、食べた人で集まって、意見交換したくなる、不思議な魅力が詰まった朝ごはんだと思う。
ぜひ感想をお願いしますッ♡